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深層心理

 いつごろからか、彼と一緒に寝るようになりました。流石に一緒に布団に入るわけにはいきませんが・・・毛を触りながら私が寝てしまうことがしばしばありました。犬種としては非常に利口な種類であることはご存知と思いますが、それにも増して甘えん坊で、人に寄り添っていないと落ち着かない様子がありました。常に触ることを要求されました。個体固有のことなのかは、判りませんが・・・

 
 小さいころはそれほど裕福でもなかったと思います。そして、一人でいる時間も長かったと記憶します。

 よく母親に言われましたが、その頃お気に入りの毛布があったそうで、夏でも毛布を抱いてよく寝ていたそうです。毛布の毛を摘まんでは団子にしていたそうです。最後は薄っぺらになって、毛布の用を足さなくなっても手放さなかったそうです。

                                       つづく

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